アンコウ類はタラ類の近縁にあたる[2]。アンコウ目は16科300種ほどであるが漁業資源となるのはアンコウ科に属するものだけである[3]。アンコウ科には25種ほどが含まれ、すべてが海水魚で、そのほとんどが深海魚である。以下は主に食用にされるアンコウ類。 キアンコウ(ホンアンコウ) Lophius litulon メスは尾びれの根元までの体長 1.0mから1.5m程。オスは50cm前後太平洋北西部(日本、朝鮮半島、東シナ海)の水深500m程までの深海に生息。なお、一般にはキアンコウの別称として「アンコウ」あるいは「ホンアンコウ」と呼ばれることがある[4]。 アンコウ(クツアンコウ) Lophiomus setigerus 全長40cm前後。インド洋、太平洋の全域の水深500m程までの深海に生息。キアンコウの口中は白っぽいのに対して、クツアンコウの口中は黒地に黄白色の水玉模様という特徴がある[4
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