タグ

ブックマーク / hatanaka.txt-nifty.com (1)

  • 『タブロイド』とビジランティズム - 論駄な日々

    法治国家はリンチ(私刑)を許さない。だが、現実はそうした暴力ほど人を高揚させ、慰撫するものはないのかもしれない。それは戦場という特異な場だけで起こっていることではなくて、平和なコミュニティでもふつうに起きていることを映画『タブロイド』は突きつける。日とエクアドルとではマスメディアやジャーナリストのあり方がいくぶん異なっているが、そういうことを抜きにして、この恐怖は普遍的だと思う。 セバスチャン・コルデロ監督 『タブロイド』 (原題:Crónicas 英題:Tabloid 、メキシコ・エクアドル、2006) 物語の主人公はテレビの人気レポーター。彼とそのスタッフが、「モンスター」と呼ばれる連続児童強姦殺害犯を割り出し、警察を出し抜いて「自白証言」のスクープを得ようと奮闘するもので、サスペンス劇の形式を採っているため、ネタバレは慎み、印象的な場面を抜き書きする。 こわかったシーンその1。 交

    『タブロイド』とビジランティズム - 論駄な日々
  • 1