本誌2015年3月号の特集は「オフィスの生産性」。ウェアラブル技術を用いた最新の知見などを基に、最適なオフィス空間を設計するための実践論を提示する。HBR.ORG関連記事の第1回は、職場環境に対する従業員の不満を定量調査した欧米の研究を紹介。間仕切り(パーティション)のマイナス効果が浮き彫りとなった。 職場での私(HBRエディター)の作業スペースは、まるで侵略を続ける専制君主のようだ。何人かのエディターと長机を共用しているのだが、私の持ち物が領地を越えて進軍し、隣接する同僚との中立地帯を侵略している。東側にはガラスのペーパーウェイト騎兵隊が率いる書類や本、付箋の大軍が進出。かたや西側には、トートバッグや領収書、置き去りにされたマグカップたちの部隊が陣取っている。 しかし最近の研究によれば、幸いにも私の散らかった机を同僚はさほど嫌がっていないようだ。シドニー大学のジョンス・キムとリチャード・
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