Googleは世界でもっとも多くのHDDを利用している企業の一つだが、Googleはこのたび2001年以降同社で利用してきた10万台以上のHDDの故障率を統計解析した結果を発表した。対象となるHDDは80GBから400GB、5400rpmもしくは7200rpmのPATAもしくはSATA HDDである。Googleはその時点その時点でもっともコストパフォーマンスの良いHDDを購入して利用しているため、利用されるHDDはメーカー、モデルとも多岐にわたる。本文中のグラフは論文Eduardo Pinheiro, Wolf-Dietrich Weber, and Luiz André Barroso: Failure Trends in a Large Disk Drive Population, In the Proceedings of the 5th USENIX Conference on