武田薬品工業株式会社(以下、「武田薬品」)は、COVID-19ワクチンモデルナ筋注(以下、「モデルナ社製ワクチン」)の特定のロットにて未使用のバイアル(ワクチンが入った小瓶)内に異物があるという複数の接種会場からの報告を受け、計3ロットの使用見合わせを8月26日に公表しました。また、武田薬品とModerna, Inc.(以下、「モデルナ社」)は、対象ロットのうちの1つのロット内のバイアルを使用して接種を受けた方のうちお二人がお亡くなりになったという情報を厚生労働省より受けたことを8月28日の共同ステートメントにて公表しました。 厚生労働省と連携をとりながら、ワクチンの製造元であるモデルナ社およびモデルナ社の欧州における委託生産拠点であるスペインのROVI Pharma Industrial Services, S.A.(以下、「ROVI社」)と武田薬品は、迅速に徹底した調査を実施しました。