輪島の中学生、集団避難 「また地元に」手振り合う親子―258人、白山市に・能登地震 2024年01月17日18時50分配信 集団避難のため石川県白山市の県立施設「白山青年の家」に到着した輪島市の中学生ら=17日午後(代表撮影) 能登半島地震で大きな被害を受けた石川県輪島市の市立中学生401人のうち希望する258人が17日、家族の元を離れ、約100キロ離れた同県南部の白山市に移動した。避難先は県の宿泊体験施設「白山青年の家」と「白山ろく少年自然の家」で、期間は2カ月程度の予定。 0歳の私、守ってくれた場所 「恩返ししたい」16歳奮闘―石川・輪島市の避難所 県によると、21日には珠洲市から102人、能登町から42人の中学生が金沢市にある施設へ集団避難する。 氷点下の朝、集合場所には市立輪島中の生徒が続々と集まり、大型バス4台に乗り込んだ。午前9時すぎにバスが発車すると、「頑張ってね」と声を掛け