「片腕マシンガール」鑑賞。 素晴らしい。 スカトロやレズものに定評のあるAV監督であり、テレビドラマのディレクターもして、俳優としてかの大人計画の舞台やメジャー/マイナー映画分け隔てなく出演し、便意への愛をつづった名著「恋の腹痛 見ちゃイヤ!イヤ!」を書き上げ、映画を監督すればもれなく傑作。それが井口昇監督。で、画像検索するといきなりこんな感じなわけだが。 詳しい経緯はよく知らないのだけれど、アメリカ資本で企画されVシネとしてDVD発売された作品。日本では8月に渋谷シアターNと池袋シネマ・ロサにて公開が決定しているのだが、先行して発売されたアメリカ版DVDで観てしまった。 「アメリカ資本で日本映画制作」という事で、日本映画業界のプロデュース力を嘆く事もできる。未だに堤幸彦がポコポコと映画を撮れている様な現状にはただただ驚愕するばかりだ。*1ただ、それはレベルの差こそあれアメリカでも同じだし