日用品大手「P&Gジャパン」(神戸市東灘区)が今年4月に発売した「ジェルボール」と呼ばれる1回使い切りタイプの洗剤について、乳幼児が誤って飲み込む事故が発売後2カ月半で23件と多発していることが24日、分かった。弾力があるなど形状がゼリーのように見えるため、菓子などと間違えたとみられる。強い吐き気などの症状があり、日本中毒情報センター(茨城県つくば市)が25日、日本中毒学会で事例を報告、注意を呼びかける。 P&Gによると、ジェルボールは、洗濯1回分の液体洗剤を、水に触れると溶ける透明フィルムで包んだ製品。緑色の洗剤「アリエール」と赤色の「ボールド」の2種類があり、欧米での先行販売後に、4月中旬に全国発売された。 1回の使用量を測る必要がないため、欧米では市場の2割を占めるヒット商品となっており、同社は粉末、液体に続く「第3の洗剤」と位置づけて販売に力を入れている。 だが、子供による誤飲事故
STAP細胞問題で、理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダー(30)を追いかけて取材への回答を強要し、小保方氏が首と右肘を負傷したとして、小保方氏の代理人、三木秀夫弁護士と理研は24日、NHKに抗議したことを明らかにした。NHK大阪放送局の報道部長らが同日、三木氏の事務所を訪れて謝罪したという。 三木氏によると23日午後8時ごろ、NHKの記者とカメラマンら5人が小保方氏を神戸市内のホテル内で追いかけ、エスカレーターの前後をふさぐなどして質問をした。女性スタッフはトイレまでついてきたという。小保方氏は立ち去ろうとしてもみ合いになり、24日に受診したところ、頸椎ねんざや右肘筋挫傷で全治2週間と診断された。 小保方氏は三木氏に「体中が痛い。何か私が犯罪でもしたのですか」「右手が痛いと実験に支障が出る。非常に悔しい」と話したという。戦線離脱中のヤンキース・田中将大投手と同じく右肘の状態が心配さ
NHKの経営委員で作家の百田尚樹氏が、22日にあった経営委員会で、ニュース番組「ニュースウオッチ9」の大越健介キャスターが「在日コリアン1世は強制連行で苦労した」という趣旨の発言をしたことについて、異議を唱えていたことが関係者への取材で分かった。放送法は委員の個別番組への干渉を禁じていて、同法に抵触する恐れがある。 百田氏が問題視したのは17日放送の番組。在日コリアン3世の結婚観の変化についてのリポートが放送された際、終了間際に大越キャスターが「在日コリアン1世の方たちというのは、1910年の韓国併合後に強制的に連れてこられたり、職を求めて移り住んできた人たちで、大変な苦労を重ねて生活の基盤を築いてきたという経緯があります」と発言した。 百田氏は経営委に同席した放送担当の理事ら執行部に対し、「在日韓国・朝鮮人を日本が強制連行したと言っていいのか。間違いではないか」「日韓併合後に強制連行は無
長野県警察本部の千曲警察署の交通課長ら4人が、去年、飲酒運転の取締りを行った際、アルコールの量を測定する器具が壊れたことから、別の器具を証拠として用意し男性を検挙していたとして、警察は24日、4人を虚偽有印公文書作成などの疑いで書類送検しました。 書類送検されたのは、当時、千曲警察署の交通課に勤務していた52歳の課長と39歳の係長、それに29歳と28歳の署員の4人です。 警察によりますと、4人は去年8月、千曲市内で行った飲酒運転の取締りで男性を検挙した際、息に含まれるアルコール濃度を測定する飲酒検知管と呼ばれる器具が壊れたため、基準を超える同様の数値を示した別の器具を用意して検挙していたなどとして、虚偽有印公文書作成や証拠隠滅などの疑いが持たれています。 警察によりますと、当時、飲酒検知管は男性の息を測定したあとに壊れたということで、課長らは、アルコールを含む洗浄液で口をすすいだあと、新た
また中国で「食の安全」を脅かす事件が起きた。中国のマクドナルドやケンタッキーフライドチキンなどの外資系ファストフード店に肉類を提供している食肉加工会社「上海福喜食品(上海福喜)」が、賞味期限の切れた鶏肉や、カビの生えた牛肉を使ってナゲットやパテを作っていたという。 日本の3連休中に事件が発覚した時は、対岸の火事だろうと思っていたが、日本のマクドナルドやファミリーマートも商品の一部にこれらの肉を使っていたことが明らかになった。上海福喜は、米食品卸売会社OSIグループの中国法人、中国福喜の子会社の1つ。OSIは厳しいサプライヤー基準を設ける世界企業にも商品を納入しているだけに、衝撃は大きい。 中国国民が常日頃使うファストフードチェーンがこのような事件に巻き込まれるのはこれが初めてではない。2012年12月には、中国のケンタッキーフライドチキンなどで使用されていた鶏肉から、規定値を超える抗生物質
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