国内最大の指定暴力団山口組(直系72団体)が分裂した問題で、離脱した団体の組長が5日、神戸市中央区に集まり、会合を開催した。警察当局は、離脱団体が新組織を発足させ、初の定例会を開いたとみて情報収集している。 捜査関係者らによると、13団体が山口組から離脱した。うち新組織に加わるのは山健組(神戸市中央区)のほか、宅見組(大阪市中央区)、俠友会(兵庫県淡路市)など10団体超。この日、離脱した団体の組長の多くが会合に参加した。指定暴力団住吉会(東京都港区)の幹部も訪れた。警察当局は、他団体の合流や協力の可能性もあるとみて警戒を強めている。 新組織の組長には井上邦雄・山健組組長(67)が就くとみられている。山健組の関係施設を主な拠点とする方向で検討しているという。 兵庫県警本部から南西に約40… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有
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