横浜市の病院で点滴に消毒液が入れられ患者が殺害された事件で、逮捕された元看護師の女が、それまでの任意の調べに対し「夜勤の時間帯に患者が亡くなると遺族に説明をする必要があり、それが嫌で担当時間になる前に殺害した」という趣旨の説明をしていたことが、捜査関係者への取材でわかりました。警察は動機の解明をさらに進めることにしています。 久保木容疑者は、いわゆる終末期の高齢の患者が多く入院する病棟に勤務していて、西川さんを殺害したとされる当日は、夜勤に入るおよそ2時間前の午後3時ごろに出勤していました。 捜査関係者によりますと、逮捕前の任意の調べに対し、「夜勤の時間帯に患者が亡くなると、病院の決まりで遺族に状況などを説明する必要があり、それが嫌で自分の担当時間になる前に殺害した」という趣旨の説明をしていたということです。 警察は、動機の解明をさらに進めることにしています。