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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/FUKAMACHI (74)

  • 深町秋生の序二段日記

    「私は黒人の植民地化を唱えてきたし、実現するまでは訴え続けます。例の奴隷解放宣言は、植民計画の一環だったのです。何千という黒人がもう百年も北部で暮らしていますが、誰一人として白人教会の牧師になった者はいないし、裁判官、知事、市長、大学長―どれもいない。白人はいくつかの人種に区別されているわけではありません。みな混ざっているのです。そこへ黒人が同居する余地などないでしょう。といって奴隷や日雇い労働者、小作人はいりません。白人と黒人が同化するか、追い出すか、二つに一つ。アメリカ国民は、一人一人が最上の国民にしかなり得ないのです。社会生活でも政治の世界でも、黒人を平等に扱うなど、これほど嘆かわしい状況は考えられませんね。奴隷解放のためとはいえ、白人黒人の混血の国になるのは高い代償です」 第一部第四章「大物の衝突」より オバマ上院議員が次期大統領となる。 ということで急に読み返したのが、2年前くら

    深町秋生の序二段日記
    FUKAMACHI
    FUKAMACHI 2015/02/15
    曽野綾子のアパルトヘイトへの想いというと、昔、こんなエントリを書いてたのを思い出した。南部乃風と誇り高き騎士KKKについて。
  • 「ダブル」の文庫版 - 深町秋生の序二段日記

    10日あたりに、「ダブル」の文庫版が発売されます。 2年前に書いた小説ですが、ゲラで改めて見直したところ、文章がたいへん甘かったため、(それだけ筆力が上がったと……思いたい)かなり文章を書き直して、アップグレードを行った次第です。香港黒社会映画みたいな話であります。 解説は書評家の杉江松恋さん。私も編集者もびっくりの、作品に関する鋭い分析と「深町秋生」論を書いてくださいました。 価格は720円。どうかどうかよろしくお願いいたします。

    「ダブル」の文庫版 - 深町秋生の序二段日記
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    FUKAMACHI 2012/10/06
  • アナーキー日本映画史1980〜2011 - 深町秋生の序二段日記

    明日あたり、映画秘宝EX「爆裂!アナーキー日映画史1980〜2011」が発売されます。 「鮮烈!アナーキー日映画史1959〜1979」の後編といったところでしょうか。 こちらには、まだ記憶に新しい「冷たい熱帯魚」について書いております。 どうぞよろしく。 ちなみに見た当時はこのように感想を書いてました。 http://d.hatena.ne.jp/FUKAMACHI/20101206 「狂い咲きサンダーロード」や「四角いジャングル」「仁義の墓場」といった映画で埋め尽くされる時代がくればいいのになと思います。日よ、これが映画だ。なんつって。 そんな「アベンジャーズ」もめちゃくちゃおもしろかったです。

    アナーキー日本映画史1980〜2011 - 深町秋生の序二段日記
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    FUKAMACHI 2012/08/28
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  • 小説すばる9月号、とっさの方言 - 深町秋生の序二段日記

    小説すばる9月号が発売されました。 短編小説を寄稿しております。 http://syousetsu-subaru.shueisha.co.jp/(小説すばる) 今月号は「バイオレンス小説特集 血と暴力の恍惚」つーことで(なんともすばらしい企画ではないでしょうか)、わりとそうはいいつつも軽快なアクション小説を書いてます。「クレイジーフォース」というタイトルです。 後ろ暗い民間軍事会社に所属する元自衛官の中年男が、暴力団の裏カジノの集金人をやることに。そこへ凶悪な中国人系強盗団が青竜刀と黒星で襲いかかってくるという話です。ドンパチとカーチェイスを特盛でお届けできればと。 よろしくお願いいたします。 それと昔、ポプラ社の冊子に寄稿した方言エッセイ「とっさの方言」が文庫化。 北海道から沖縄まで 人気作家64名による方言エッセイ! 静岡では上司が「おれっち」と言い、京都では「あしあらい」に誘われる。

    小説すばる9月号、とっさの方言 - 深町秋生の序二段日記
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    FUKAMACHI 2012/08/18
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  • 『このミス』大賞作家書き下ろしBOOK - 深町秋生の序二段日記

    今日、発売される「『このミステリーがすごい!』大賞作家書き下ろしBOOK」という作品集に、短編小説を寄稿しております。 ナイフが得意なズべ公少女“切り裂き”マヤの3作目。「ストリート・ファイティング・マン」というタイトルです。 街娼が次々と行方不明になる事件が発生。街娼の依頼を受けて、ボディーガードを請け負うマヤだったが、縄張りとしている地元ヤクザと対立。ヤクザのなかには、刑務所を出たばかりで、ステゴロ無敗の伝説の喧嘩屋がいた。熾烈なストリート・ファイトの末、マヤは真相を突き止める。 ……という話です。 どうぞよろしく。 追記。今月17日発売「小説すばる」の特集は、なんと「血と暴力の小説」。というわけで、こちらにも短編小説を寄稿しております。そっちもよろしく。 http://syousetsu-subaru.shueisha.co.jp/next/index.html

    『このミス』大賞作家書き下ろしBOOK - 深町秋生の序二段日記
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    FUKAMACHI 2012/08/03
    宣伝。
  • 本日発売の文芸誌「ジャーロ」 - 深町秋生の序二段日記

    光文社の文芸誌「ジャーロ」に短編を寄稿しております。 簡単に要約すると、山形を舞台に、女探偵(というか便利屋さん)が、さくらんぼ窃盗犯を追うという話です。 50枚ぐらいの話です。今回のジャーロ誌は「東北へ思う」というテーマなので、自分の地元を舞台にしました。 さくらんぼの収穫で賑わう6月下旬〜7月下旬を書いております。「紅い宝石」というタイトルっす。 こちらのほうも、どうぞよろしく。 https://twitter.com/#!/ash0966

    本日発売の文芸誌「ジャーロ」 - 深町秋生の序二段日記
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    FUKAMACHI 2012/03/15
    宣伝。探偵小説の短編を寄せておりやす。
  • 今月末発売『アウトクラッシュ 組織犯罪対策課八神瑛子2』 - 深町秋生の序二段日記

    さて、今月30日(28日ぐらいから発売が始まる感じです)に、新作『アウトクラッシュ 組織犯罪対策課八神瑛子2』(幻冬舎文庫 630円)が発売されます。どうぞよろしく。 上野署のマル暴女刑事、八神瑛子の第二弾です。『アウトバーン』の続編になりますね。 相変わらず警棒で悪党をぶん殴ったり、違法捜査でワナにはめたり、ワルとつるんだりと、そういう話でございます。 壊滅された北朝鮮ルートに代わり、東京都内には急激にメキシコ産覚せい剤が出回っていた。メキシコ最大の麻薬カルテル“ソノラ・カルテル”が日に販路を見出したのだ。需給バランスが崩れるほど、秘密かつ大量に出回るシャブに、縄張りを荒らされている関東の広域暴力団印旛会は、八神にある依頼を持ちかける。「カルテルのルートを潰すために協力してくれ。死んだ夫の真相を知りたければ」 印旛会は販路を潰すためにある秘策を練っていたが、メキシコ麻薬組織と提携し、メ

    今月末発売『アウトクラッシュ 組織犯罪対策課八神瑛子2』 - 深町秋生の序二段日記
    FUKAMACHI
    FUKAMACHI 2012/03/13
    どうぞよろしく。
  • 文庫化デッドクルージング。 - 深町秋生の序二段日記

    つーわけで、お仕事の話です。 3年前の拙著「東京デッドクルージング」が文庫化されるのであります。 11月5日発売ということで、ぼちぼちお目見えするころでしょうか。 表紙は、単行は高橋ヨシキ氏による超コワモテのすばらしい表紙だったわけですが、いろいろと諸事情があり、最近だした刑事小説とわりと近い感じになっております。タイトルも「東京」が取れました。 解説は香山二三郎さん。「寡作なやつだけれど、これからはそうじゃなくなるであろう」という予測と激励をいただいております。踏ん張りどきであります。 さて、バイオレンス小説なわけなのですが、一番ドンパチが激しい内容となっております。簡潔に言うと、 「オリンピック開催間近の近未来東京(首相は元お笑いタレント)で、脱北者の殺人兵器のおねえさんと、右翼の民兵となった下流出身の若者たちと、中国の諜報組織が三つ巴でぶっ殺しあう」 そんな感じのハードアクション物

    文庫化デッドクルージング。 - 深町秋生の序二段日記
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    FUKAMACHI 2011/11/02
    宣伝であります。どうぞよろしく。
  • ステイサム主演「ブリッツ」のパンフ - 深町秋生の序二段日記

    つーわけで、今もっとも活躍しているハゲメン、ジェイソン・ステイサムの最新作が今週末に公開されるわけです。 「ブリッツ」という英国発の刑事映画。これのパンフレットに寄稿しております。 今回のステイサムさんは、簡単にいえば英国ダーティハリー風の凶暴腕づく刑事であります。やはり女暴力刑事小説を書いてるっつーことで、お原稿の依頼をいただいたわけです。(最近、もうずっと東陽片岡のマンガばかり読んでいるので、自然と口調がお東陽先生ふうになってしまうのだった) ステイサム映画らしく、たしか90分くらいのタイトな仕上がりなわけですが、この作品の最大の特徴は、今年の大暴動ロンドン・バーニングな気配を濃厚に取り入れていたことでしょう。むろん「この先、ロンドンがえらいことになるぞ」と予測したはずはないでしょうが、タチの悪い自動車窃盗や強盗、ヤクの売人や移民を目の敵にする貧乏な若者などがうろちょろする荒廃したロン

    ステイサム主演「ブリッツ」のパンフ - 深町秋生の序二段日記
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    FUKAMACHI 2011/10/14
    宣伝
  • ダヴィンチ・文春・マックピープル - 深町秋生の序二段日記

    FUKAMACHI
    FUKAMACHI 2011/09/09
    ↓腹抱えて笑った。そんなわけねーだろ。
  • 新刊『アウトバーン』をどうぞよろしく - 深町秋生の序二段日記

    さて、7月23日に新刊『アウトバーン 組織犯罪対策課八神瑛子』(幻冬舎文庫)が発売されます。 値段は560円。文庫なのでお手頃価格でございます。 シリーズになる予定で、飲んで、暴れて、癒着して、拷問して、逮捕するという、わりとフリーダムな美貌の女性刑事が主人公です。ざっくり言うと。 まじめな警官だったのですが、いろいろあって手段を選ばなくなってしまいましたというお話。1巻目は東京の暴力団と、女性ばかり狙う連続殺人鬼の間に横たわる謎を追うというストーリーです。 表紙デザインは片岡忠彦氏(http://nijisora.main.jp/k/novel/index.html) アウトバーンは「燃え尽きる」という意味です。(ドイツの高速道路ではなくて)燃え尽きるまで……という感じでしょうか。 どうぞよろしくお願いいたします。

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    FUKAMACHI 2011/07/14
    宣伝。
  • コミックストリート更新「ふらり。」と震災から二ヶ月半 - 深町秋生の序二段日記

    さて、また久々な更新になってしまった。 コミックストリートが更新されました。今回は谷口ジローの新刊「ふらり。」を取り上げました。 http://www.sakuranbo.co.jp/livres/cs/2011/05/post-24.html(マンガ界の魔術師が送る時間旅行。江戸放浪記「ふらり。」) 「いつかはきっと暇ができるはず。できるはず」と願って五ヶ月が経ってしまった。昨年の十二月以来、休みがまったく取れなくて、うるおいのない日々を過ごしております。せっかく二月には沖縄に行ったのに、喫茶店で仕事しているうちに終わってしまい、海さえも見ず、ホテルの近所にある“パチンコ”の“パ”の字が消えた“チンコ”看板を撮影して、うひゃうひゃ笑うぐらいの日々でした。 昨日はラーメン店で、みそラーメンをすすりながら「ミヤネ屋」をぼんやり眺めましたけれど、トップは二宮くんと佐々木希嬢(格闘技番組ではすば

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    FUKAMACHI 2011/05/24
  • コミックストリート更新と大震災について - 深町秋生の序二段日記

    さて地元さくらんぼテレビのコミックストリートが更新されました。 今回取り上げたのは、プロレス愛に満ちた内容で、プロレスファンのハートをがっちりつかんだギャグコミック「プロレスメン」です。 http://www.sakuranbo.co.jp/livres/cs/2011/04/post-22.html(プロレスという最強の叱咤激励「プロレスメン」 ) どうぞよろしく。 それと地震から6週間が経過しました。そろそろ時間が経ってくると、あの恐怖の大災害を「できれば忘れてしまいたい」「もう心の奥にしまって鍵をかけておきたい」と考えるのが、人間なのかもしれません。 先日、所用があって石巻へ行ってきました。あの地震以来、時間が止まったような地域をいくつも見ました。津波で打ち上げられた大量の魚が腐敗し、空を覆い尽くすような数のカモメが飛び交い、泥と瓦礫が山をなしている街。仙台もひどかったですが、そこに

    コミックストリート更新と大震災について - 深町秋生の序二段日記
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    FUKAMACHI 2011/04/26
  • 中編小説「スラッシュ&バーン」を寄稿。どうぞよろしく - 深町秋生の序二段日記

    宝島社の「オール・ミステリー」(発売中)に読み切り中編小説を寄稿しとります。 「スラッシュ&バーン」というタイトルで、東映スケバン映画と「マッドマックス」と「悪魔のいけにえ」とケッチャムをごちゃまぜにした話です。 荒廃した未来の東北(言い訳がましいが、校了したのは震災前)を舞台に、仙台のスケバン女子高生・桐崎マヤが、山形産のマリファナ目当てに、バイクで山形の山奥に来たら、おっかない悪党たちが待ち構えていたという展開。 マヤは仙台のワルいストリートで、「切り裂きマヤ」という異名を持つ刃物の使い手。一方、山形の悪党も一筋縄ではいかない連中。両者が激しく死闘を繰り広げる……と、頭のネジをかなり緩めて、勢いだけで書きました。 読んでくださると、たいへんうれしいです。どうぞよろしく。

    中編小説「スラッシュ&バーン」を寄稿。どうぞよろしく - 深町秋生の序二段日記
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    FUKAMACHI 2011/04/15
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  • 4月24日は小説講座。講師は平山さん - 深町秋生の序二段日記

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    FUKAMACHI 2011/04/11
    宣伝。どうぞよろしく。
  • 最近の仕事2つ - 深町秋生の序二段日記

    さて、3月は大変な時期でありました。 4月も大変なわけだけれど、ともかく日常に戻ることが先決ということで告知を2つ。 平山夢明軍団の怪談FKBシリーズにおける、黒木あるじ君の新作「痕」(竹書房)に、解説を書いております。 山形在住の黒木君とのつきあいは十年以上になりますが、とくに仲がいいというわけでもなく、「黒木あるじはうさん臭いにやにや野郎」という正直な話を書いております。どうぞよろしく。 1日発売の別冊宝島「AKB48 推し!」にも寄稿しております。 さんざん「Perfumeが好きだ」と言っているのに、「AKB48について書いてください」というナナメ上な依頼をいただきました。世の中、よくわからないものです。でも、とてもありがたい話です。 その依頼をいただいたのは、昨年12月のこと。(もう、なんだか数年前の話に思える……)「平山さんと山崎ナオコーラさんと、一緒にAKBの公演をごらんになっ

    最近の仕事2つ - 深町秋生の序二段日記
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    FUKAMACHI 2011/04/01
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  • 2011年02月19日のツイート - 深町秋生の序二段日記

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    FUKAMACHI 2011/02/19
    宣伝ブクマ。どうぞよろしく。
  • 弩級の快作「冷たい熱帯魚」 - 深町秋生の序二段日記

    早くも噂で持ちきりの園子温監督作「冷たい熱帯魚」を見た。 東京フィルメックスで上映されたが、私も機会があって早めに観賞することができた。来年のお正月第二弾として上映されるため、今年のランキングに入れるべきなのか迷っているが、かりに入れるとしたら二位(一位はもう「第九地区」と決めている)にしたいほど、超弩級のハイエネルギーな快作となっていた。とにかくひたすらすごい。そういう映画である。 監督は鬼才・園子温。そして私の作品の表紙デザインを手がけてくださったこともある高橋ヨシキさんが、今回は園子温監督と共同脚という形で加わっている。彼がかつてロフト・プラスワンで行っていたエロ&バイオレンス&ブラックユーモアの映像大会「東雲会」を10年前に見て、その破壊的なパワーにショックを受け、「世の中にはなんてやばい人いるんだ……」と戦慄したけれど、作品を見てあのころのことをちょっと思い出してしまった。

    弩級の快作「冷たい熱帯魚」 - 深町秋生の序二段日記
    FUKAMACHI
    FUKAMACHI 2011/02/02
    とにかくヒットしてほしいので、宣伝ブクマ
  • 2010年12月01日のツイート - 深町秋生の序二段日記

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    FUKAMACHI 2010/12/02
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  • 2010年11月19日のツイート - 深町秋生の序二段日記

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    FUKAMACHI 2010/11/20
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