事故後初めて公開された東京電力福島第一原発の4号機の原子炉建屋/2011年11月12日、福島県大熊町 (c)朝日新聞社 判決の骨子(AERA 2019年10月7日号より) これまでの経緯(AERA 2019年10月7日号より) 福島第一原発事故の東京電力旧経営陣の責任を問うた裁判で、次々と新たな事実が明らかになった。技術者たちが「対策不可避」と判断していたにも関わらず、経営陣が対策を先延ばしにしていた驚きの事実に加え、政府や国会の事故調査委員会の機能不全も改めて見えてきた。AERA 2019年10月7日号に掲載された記事を紹介する。 【図表で見る】判決の骨子やこれまでの経緯はこちら * * * 事故前、他の電力会社はどんな津波対策をしていたのか。それがわかれば東電の対策が不十分だったかがわかる。そんな基本中の基本とも言える情報も、この刑事裁判でようやく明らかにされた。電力業界ぐるみで事
![東電「津波想定」引き下げるため圧力 東北電力のメールで明らかに | AERA dot. (アエラドット)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/afb889fbf7a5652aa20e1238403dddee6a962214/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Faeradot.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fd%2F8%2F1200xm%2Fimg_d80903b8336737adec10a19d45e7cf9f58203.jpg)