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ブックマーク / courrier.jp (10)

  • ウクライナ侵攻後のロシアで「予想外のバブル」が起きていた | 国際社会から経済制裁を受けているはずのロシアでなぜ…

    予想に反したバブル到来 2022年、ロシアウクライナへの全面侵攻を開始すると、ロシア第2の都市サンクトペテルブルク在住のアントンは、自身が経営するレストランが最悪の事態に見舞われるのではないかと危惧した。外国人旅行客は姿を消し、西側諸国の制裁によるロシア経済崩壊を見越して金利は急上昇。地元住民も外どころではなくなった、とアントンは話す。 しかし、これは取り越し苦労だった。ここ2年で状況は完全に回復し、お金に余裕ができたロシア人は消費に意欲的だ。 対ウクライナ戦争が長期化するにつれ、戦時下にある防衛産業が好況で給与が上昇すると、民間企業も同様に給与を上げないと、深刻な人材不足のさなかに労働者を呼び込めなくなった。こうしてロシアは思いがけず、個人消費ブームを迎えた。 「実質賃金は急上昇しています」と話すのは、ドイツ国際安全保障研究所(SWP)のロシア経済専門家ヤニス・クルーゲだ。「ウクライ

    ウクライナ侵攻後のロシアで「予想外のバブル」が起きていた | 国際社会から経済制裁を受けているはずのロシアでなぜ…
  • デンマークの政治学者が解説「SDGsの致命的な問題」と「達成に必要なこと」 | 優先させるべき「コスパのよい目標」とは

    貧困撲滅やジェンダー平等など、17の開発課題の解決を目指す持続可能な開発目標(SDGs)の達成期限が2030年に迫っているが、その進捗は遅く、なかには状況が悪化している分野もあるという。 こうしたなか、デンマークの政治学者ビョルン・ロンボルグは、SDGsを効率よく達成するためにいますぐやるべきことを提案している。 ジェンダー格差が埋まるのは286年後 2023年9月、ニューヨークにある国連部で持続可能な開発目標(SDGs)に関するサミットが開催され、集まった世界各国の政治リーダーたちは、SDGsの壮大な目標が失敗しつつある現実に直面した。 優先すべき世界的課題について語るビョルン・ロンボルグ。1965年生まれのデンマークの政治学者、統計学者。世界的な課題に対する効率のよいソリューションを研究するデンマークのシンクタンク、コペンハーゲン・コンセンサス・センター代表。2023年に新著『いちば

    デンマークの政治学者が解説「SDGsの致命的な問題」と「達成に必要なこと」 | 優先させるべき「コスパのよい目標」とは
  • 233人の億万長者に聞いてわかった 成功のために避けるべき「5つの出費」 | 5年間にわたる取材で判明

    「何にお金を使わないか」が差を生む 『お金持ちの習慣(未邦訳)』著者のトム・コーリーは、5年間にわたり233人の富豪に取材し、彼らの習慣や思考についてまとめた記事を米メディア「CNBC」に寄稿した。 コーリーによれば、取材した全員の富豪は少なくとも年収2000万円以上を稼いでおり、純資産4億円以上を有していたという。 大富豪たちがお金を費やす先に関心のあったコーリーだが、取材を続けるにつれてあることがわかったと書いている。 「ほぼ全員が『特定のことへの浪費』をやめたことが、自分の富を築いたと話していたのです」 欲しいものはほぼ何でも手に入れられる彼らが、頑なに出費を拒んだものとは? コーリーの発見をまとめた。

    233人の億万長者に聞いてわかった 成功のために避けるべき「5つの出費」 | 5年間にわたる取材で判明
  • 仏紙も注目、女性のリアルを描く異色の漫画家・鳥飼茜の魅力とは | フランスでも人気の日本の漫画家

    『先生の白い嘘』『おんなのいえ』『サターンリターン』などの作品で知られる、漫画家の鳥飼茜。彼女の作品のフランス語版も出版され、フランスでも人気を博している。フランスを訪問した鳥飼から、仏紙「ル・モンド」が話を聞いた。 異色の漫画家 フランスの書店のマンガ売り場において、鳥飼茜の作品は異彩を放っている。フランス人が最初に読んだ彼女の作品は『先生の白い嘘』だった。2020年1月、初めてフランス語版が出版された鳥飼の作品だ。 ⏳ pic.twitter.com/l5PYwY2Toj — Tsundoku Librairie ???? (@Tsundoku_Lib) January 10, 2023 フランス語に翻訳・出版された鳥飼茜の作品。左は『サターン・リターン』、右は『先生の白い嘘』 この作品は、ミソジニーと性暴力を正面から取り上げる。若い教師である主人公の原美鈴は、レイプされたことがある。

    仏紙も注目、女性のリアルを描く異色の漫画家・鳥飼茜の魅力とは | フランスでも人気の日本の漫画家
  • #91「そこそこ」好きなのであれば、その人を「本当に」好きになるのはそれほど難しくありません | 岸見一郎 25歳からの哲学入門

    【今回のお悩み】 「そこまで自分が夢中になっていない相手でも、好きになろうと『決心』すれば当に好きになれるのでしょうか?」 人を好きになるのも、嫌いになるのも、自分が決めていることだと岸見一郎先生は常々説いています。それでは「なんとなくいいかも」と思っている人でも、自分が心を決めさえすれば気で好きになることができるのでしょうか? 岸見先生に聞いてみました。 誰かを好きになる、あるいは嫌いになるときにはまず決心があって、そのあとその決心を後押しする理由を作り出す。これが原則です。 誰かステキな人に出会ってたちまち恋に落ちると思っている、あるいは、そんな恋愛に憧れているという人にとって、好きになろうと「決心」するのだといわれてもどういうことか少しもわからないでしょう。 なぜ恋愛が決心から始まるといえるのか。相手を好きになった理由が嫌いになった途端に、その人が嫌いな理由になるからです。たとえ

    #91「そこそこ」好きなのであれば、その人を「本当に」好きになるのはそれほど難しくありません | 岸見一郎 25歳からの哲学入門
  • マックのマスコットを十字架に…「マック・ジーザス」は芸術か? | イスラエルで抗議デモが暴動に

    美術館に火炎瓶を投げつけ… マクドナルドのマスコットであるドナルド・マクドナルドを十字架にはりつけたアート作品が、イスラエルの美術館で展示され、物議を醸している。同国のキリスト教徒が抗議運動を展開しているのだ。 イスラエル北部の都市ハイファで先週、何百人ものキリスト教徒が、「マック・ジーザス」と題されたこの作品の撤去を求めてデモをおこなった。イスラエル警察によれば、デモ隊は美術館に向かって火炎瓶や石を投げつけ、警官3人が負傷したという。 美術館のニシム・タル館長は、突然の暴動にショックを受けたと話す。というのも、この作品には資主義を崇拝する社会を批判する意図があり、何か月も前から展示してあったのに、これまで何の反発もなかったからだ。他国で展示されたときにも抗議は起きなかったという。

    マックのマスコットを十字架に…「マック・ジーザス」は芸術か? | イスラエルで抗議デモが暴動に
  • 「ナッジに行動を変える効果はない」 最新研究で“重大なエラー”が明かされた | 「出版バイアス」とは?

    人間が持つ意思決定の癖を利用し、より良い行動選択を促す手法「ナッジ」。多くの政府や企業は大金を投じ、このナッジ手法を活用しようとしてきた。だがいま、最新研究によってその効果が否定され、衝撃が走っている。 ケンブリッジ大学科学政策センターでディレクターを務めるマグダ・オスマンによる鋭い指摘──。 行動へのインパクトはほぼなかった? ナッジ(「肘で軽く突く」という意味)は、人の行動変容を目的とした行動経済学にもとづく手法で、効果的だと考えられてきた。 たとえば、人々が臓器提供を希望することを前提にし、希望しない場合のみ意思表示させるのはナッジの一例である。ラベルを使って健康的な品をより好ましく見せるのも、ナッジ理論を用いた手法だ。 2021年末、ナッジに関するこれまでの研究をメタ分析した結果が初めて発表された。同分析では、212の公表論文が対象となっており、200万人以上の被験者を調査した

    「ナッジに行動を変える効果はない」 最新研究で“重大なエラー”が明かされた | 「出版バイアス」とは?
  • 喫煙文化が復活? アメリカで20年ぶりにタバコ販売数が増加した理由 | 「タバコを吸う姿が格好いい」

    若者は喫煙率の減少に貢献してきたが… アメリカの成人の喫煙率は30年間着実に減少していた。特に2000年以降は着実に低下しており、50年前よりも約66%低くなっていた。しかし、2020年のタバコ販売数は、20年ぶりに増加となった。 この結果とパンデミックの関連性については明らかになっていない。だが、米紙「ニューヨーク・タイムズ」は、街角の若者たちに喫煙についてインタビューを行い、その関連性を探っている。というのも、過去20年以上にわたる喫煙率の減少に、最も大きく貢献していたのがその時代の若者たちだったからだ。

    喫煙文化が復活? アメリカで20年ぶりにタバコ販売数が増加した理由 | 「タバコを吸う姿が格好いい」
  • ツイッターCEOの「旅立ち」が意味するもの ビジョナリーはなぜ“帝国”から去るのか | シリコンバレーの保守化?

    シリコンバレーの巨大企業にもはやビジョナリーは不要? ツイッターの共同創業者、ジャック・ドーシーの最高経営責任者(CEO)退任は、さまざまな憶測を呼んでいる。 公開された文書や、ドーシー自身のツイートによれば、退任はあくまでも「彼の意志による決断」ということになるが、ここ数年の彼の動向から、米紙「ニューヨーク・タイムズ」のテック・コラムニストであるケビン・ルースは、こう考察している。 ドーシーは2006年にツイッターを創設して、一度は退社し、2015年に再び共同創設者兼CEOを務めることになった。そのとき彼は、このアプリを「人類が手にしたものの中で、最も地球的な意識に近いものだ」と語った。

    ツイッターCEOの「旅立ち」が意味するもの ビジョナリーはなぜ“帝国”から去るのか | シリコンバレーの保守化?
  • フランス新聞「ル・モンド」が発表「日本の傑作漫画20選」 | 「ジャパンエキスポ」もいまや巨大イベント

    フランス、パリで開催された日漫画関連のイベント(2017年) Photo : Nicolas Briquet / SOPA Images / LightRocket / Getty Images フランスの新聞「ル・モンド」が発表「日の傑作漫画20選」フランスのパリ近郊で7月4日から7日にかけて漫画やアニメなどの日文化を紹介する欧州最大級イベント「ジャパンエキスポ」が開催された。 はじめは欧州のオタクたちが集まる小さなイベントだった「ジャパンエキスポ」もいまは巨大イベントだ(2018年の来場者数は24万人)。今回で20回目の開催となったことに合わせてフランスの日刊紙「ル・モンド」が「日の傑作漫画20選」を独自に選んで発表している。 「選考を担当したチームの年齢がわかってしまう少し時代めいたものとなった」傑作選には以下の作品が選ばれている。 『NARUTO─ナルト─』岸斉史(19

    フランス新聞「ル・モンド」が発表「日本の傑作漫画20選」 | 「ジャパンエキスポ」もいまや巨大イベント
    FaceToFace
    FaceToFace 2019/07/11
    関東平野は聞いたこともない
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