山本太郎参院議員が園遊会で天皇陛下に手紙を手渡したことについて、国会内での記者団との主なやりとりは以下の通り。 ――園遊会で天皇陛下に手紙を渡したのですか 「陛下にお手紙を渡させていただきました」――手紙の内容は 「原発事故の現状をお伝えした。子どもたちの被曝(ひばく)が進んでいくと、健康被害がたくさん出てしまう。食品の安全基準でもすごく危険な部分がある。あと、原発の収束作業員が本当に最悪の労働環境で作業をやってくださっている。劣悪な環境の中で、搾取されながら労働の対価を手にすることなく、本当に命を削りながらやっているにもかかわらず、健康管理であるとか放射線管理というものは本当にずさんなままでされている。そういう実情を手紙の中にしたためさせていただいた」 ――手紙はいつ準備したのか 「書いたのは前日。一枚につながった紙に筆で書いた」 ――陛下との(言葉の)やりとりはあったのか