伊勢神宮は日本の神社の本宗。最近では、平成25年に62回目の「式年遷宮」を迎えたことでもよく知られています。このような伊勢神宮ですが、まだまだ知られていないこともたくさんあります。伊勢神宮の成り立ちや祭祀、参拝の作法などなど。また、文化施設や周辺のおすすめ情報をまとめてご紹介しましょう。 伊勢神宮と言えば日本を代表する神社。太陽を神格された天照大御神を祀る皇大神宮(内宮)と、衣食住の守り神、豊受大御神を祀る豊受大神宮(外宮)の二つの正宮があります。この二つの正宮のほか、125の別宮、摂社、末社、所管社を含めた全てが伊勢神宮となります。 伊勢神宮の歴史伊勢神宮の創祀には様々な説があるようです。古くは「『日本書紀」の垂仁天皇25年3月の条に、「倭姫命、菟田(うだ)の篠幡(ささはた)に祀り、更に還りて近江国に入りて、東の美濃を廻りて、伊勢国に至る。」とあります。これが「内宮起源説話」です。 外