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ファイルやフォルダのセキュリティ管理を厳重にするためには,利用者とユーザー・アカウントを1対1で対応させ,適切なアクセス制御を設定するのが望ましい。また,誰が,いつファイルやフォルダにアクセスしたのか記録に残しておくことで(これを「監査」と呼ぶ),後からユーザーの操作をトレースしたり,不正アクセスを検出したりできる。 Windows Server 2003では,[監査ポリシー]の中の ”オブジェクト アクセス”を有効にすると,ファイルやフォルダに対するアクセスをセキュリティ・ログに記録できる。このポリシーを有効にし,「成功」 「失敗」のいずれか,あるいは必要があれば両方にチェックをつける(図1)。 さらに,対象となるファイルを右クリックして[プロパティ]-[セキュリティ]-[詳細設定]を選択し,[監査]タブで必要なオプションを構成する(図2)。この画面は,ファイルやフォルダに対するNTFS
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