1998年にデビューしたが、さいたまスーパーアリーナで「 (生)林檎博'08 〜10周年記念祭〜」を行った。会場に集った観客は三日間で述べ55,000人。彼女のキャリアを通じて最大規模だ。照明が落ちると、まずはステージ前に設置されたオーケストラ・ピットに総勢65名の林檎博記念管弦楽団が登場。指揮を執るのはアルバム『平成風俗』でもお馴染み斎藤ネコ氏だ。そして、楽団の音出しから緩やかに幻想的なオープニング曲「ハツコイ娼女」へ。会場を満たす彼女のサンプリング・ヴォイスが肉声にすり替わると、焚かれたスモークの向こうから、がゆっくりとその姿を現した。ふわりと繭がかかるエルクのような角を頂いたデコラティヴなヘッド・ドレスとモスグリーンのロング・ドレスを合わせた衣装は、曲調と相まって、聴き手を幻想的な空間に導いてゆく。そして、2曲目「シドと白昼夢」からはベースの亀田誠治、ドラムの河村“カースケ”智康、ギ
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