Jリーグは12日、東京都内で1部(J1)2部(J2)合同実行委員会を開き、2016年以降にリーグ戦を欧州のシーズンに合わせた「夏開幕、翌春閉幕」とする移行案について、16年の実施は断念することを決めた。今後は海外の情勢をにらみながら、期限を定めずに議論を継続する。 Jリーグの中西大介競技・事業統括本部長は「移行することで日程面などでメリットがあることは、(各クラブと)初めて合意できた」と説明。将来的な移行には、前向きな姿勢を示した。 J1リーグ戦で、発足の1993年から96年を除いて04年まで実施していた前後期制を復活させる案については、14年からの実施を視野に、7月の合同実行委で改めて話し合うことになった。