重度の知的障害者、傷害容疑で逮捕 さいたまで補助なく刑事手続き、専門家「有効でない」警察「適正な措置」 重度の知的障害者の男性(30)=さいたま市=が今年6月、市内の施設で別の利用者を負傷させたとして、傷害容疑で逮捕、送検された。男性は勾留されずに釈放されたものの、刑事手続きの中で、障害特性を理解してコミュニケーションを補助、支援する人の立ち会いはなかった。専門家は「刑事手続きは有効とは言えない」と指摘。逮捕した大宮東署は「適正な措置だった」としている。
大宮のズデンコ・ベルデニック監督(64)が電撃解任された。優勝を争うチームの指揮官が、シーズン途中で解任されるのは極めてまれなケースだ。現在5連敗中とはいえ、首位と勝ち点6差の4位。優勝、アジア・チャンピオンズリーグ出場圏内の3位以内の可能性は十分ある。毎年残留争いを演じてきたチームを一時は首位へと押し上げたベテラン指揮官はなぜ、志半ばで去ることになったのか。真相を探った。 常識ではあり得ない事態が起こった。 ベルデニック監督は間違いなく今季の大宮躍進の立役者の一人である。確かに現在5連敗中と、前半戦の勢いはない。しかし、2009年、5連敗しながらもリーグを制した鹿島の例もある。巻き返しのチャンスは十分残っている。しかも、昨年まで毎年残留争いをしていたチーム。シーズン途中での解任はあまりに厳しいという意見が出るのは当然だ。 それでもクラブは指揮官を解任した。いや、解任せざるを得ない状況がチ
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