そのおどろおどろしくもコミカルな世界観と、一度触れたら忘れられないキャラクターで、数多の読書家たちを魅了してきた京極夏彦の「百鬼夜行」シリーズ。この度、その世界観とキャラクターを下敷きに、新たな角度から物語を綴る『薔薇十字叢書』が刊行開始! ファン必読のこのプロジェクトを見逃すな! 取材・文=本誌編集部 イラスト=山田章博 『薔薇十字叢書』。全ての生みの親・京極夏彦がそう命名した、〝シェアード・ワールド〟小説シリーズ。あまり耳慣れない言葉の通り、かなり異例の取り組みだ。京極夏彦本人の著書である、『姑獲鳥の夏』、『魍魎の匣』などに代表される「百鬼夜行」シリーズ。第二次世界大戦後まもない東京を舞台に起こる様々な奇怪な事件を、「京極堂」こと中禅寺秋彦が「憑き物落とし」として解決する様を描く超人気シリーズだが、『薔薇十字叢書』は、この世界観、登場人物をそのままに、富士見L文庫(KADOKAWA)と
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