12日正午ごろ、岐阜県郡上市高鷲町大鷲、「鷲ケ岳スキー場」で、三重県桑名市大山田、小学5年、佐藤ミレナさん(10)がコース内の人工降雪機用の給水栓に衝突、頭を強く打ち、搬送先の病院で死亡した。 郡上署などによると、給水栓は鉄製で高さ約1.2メートル。佐藤さんは滑走中にバランスを崩し、尻もちをついたまま滑り降りて衝突した。 佐藤さんは家族4人で遊びに来て初級者コースを滑っていた。いずれもスキーは初めてだったという。 給水栓には安全対策としてウレタンのマットが巻いてあったといい、同署が詳しい状況を調べている。