ダイナー (ポプラ文庫) グロいから要注意と言われながらも、かなり前から、目をつけていた本。 「俺はここの王だ。ここは俺の宇宙であり、砂糖の一粒までが俺の命令に従う。」 読み始めて暫くしてこのフレーズで、あれ?この本って、この前やってた藤原竜也主演の映画の原作だったの?ということに気が付いた・・・。 しかし、読み進むほどに、こんなの映像にできるの?という疑問ばかりが浮かんだ。とにかく描写がグロい。暴力、暴力、暴力。「脳漿をぶちまける」みたいな表現が日常茶飯事に出てくる。いくら蜷川実花氏が監督でも、この世界観は無理だろ・・・。でも、ひょっとして???と、思って調べたけど、「残念」と言うか「やっぱり」と言うか酷評しかされていなかった。そりゃそうだよね、映倫通らないよね・・・。(漫画もチラ見しましたが、原作ほどのインパクトはやはりないですね・・・。) 主人公の一人はボンベロという、殺し屋だけを相
![強烈な暴力により、潰れる頭蓋骨や剥がされる爪。そんな身の毛もよだつ状況の間にふと訪れる、つかの間の平和。そんな時だからなのか、そこに供される、極上の料理の数々が鮮明なイメージとなって浮かび上がってくる。(ダイナー/平山夢明) - 徹夜本と映画で現実逃避!](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/77eed0dc1eb937cf5ec0be587b08c318dcec2962/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimages-fe.ssl-images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F612OSOR--KL.jpg)