「黒バス」事件 最終意見陳述4「黒子のバスケ」作者についてここまで考え至ってから、改めて自分の罪の本質とは何かを考えてみました。自分はヒントを裁判資料の中に見つけました。証拠採用された30代の男性の供述調書から引用します。 「警戒しながら生活を送っています」 「毎日不安を感じながら生活している状況です」 「私や私の家族などは不安な毎日を送っています。」 「私や家族の不安の無い生活を取り戻したいです」 この供述者はとにかく事件で不安を覚えたのでしょう。しかし同時にこの供述者がそれまでの人生で不安をあまり感じたことがないということも読み取れます。つまりこの供述者は心にしっかりと「安心」を持って生きて来た人物なのです。調書の中で供述者は自身の経歴についても供述しています。要約すると、 「中学でバスケ部だったので、高校でもバスケ部に仮入部しました。しかし練習の厳しさについて行けなくて、やめてしまい