12日未明から早朝にかけて、JR京都線で信号トラブルが相次いだ。神戸線でも全区間で遅れが生じ、通勤通学ラッシュを直撃。振り替え輸送が実施されたが、朝からJR各線で上下約110本が運休するなど混乱が広がり、計約12万5千人に影響した。 JR西日本によると、12日午前1時前に京都線向日町駅(京都府向日市)で信号が赤のまま変わらなくなった。さらに午前6時40分ごろ、茨木駅(大阪府茨木市)でも同様のトラブルが発生。神戸線のほか、東西線や宝塚線などにも大幅な遅れが出た。 芦屋駅(兵庫県芦屋市)ではホームへの入場が一時制限され、改札周辺は順番待ちの人であふれかえった。復旧作業は約3時間後の午前9時40分ごろに完了。二つの信号トラブルに因果関係はないといい、原因を調べている。 京都線では11日夕にも特急電車サンダーバードの車両トラブルが発生。関西のJR各線で夜までダイヤが乱れた。12日朝は連日の混乱にう