新潟県がことし1月から3月にかけて、首都圏や関西圏で「新潟県産コシヒカリ」として流通しているコメを調べたところ、全体の8%余りで異なった品種が混入していたことがわかりました。 ことし1月から3月にかけて、1つの商品当たり20粒のコメを調べたところ、1粒でも異なった品種が混入していた商品の割合は全体の8.3%に上ることがわかりました。 これは去年10月から12月にかけて行われた前回の調査と同じ水準です。 新潟県は今後、追跡調査などを行い、品種の偽装が強く疑われる商品については、関係者の告発も視野に対応していくとしています。 新潟県は、県産コシヒカリの品質やブランド力を保つため、首都圏や関西圏のスーパーマーケットや百貨店などの販売店を無作為に選んで、毎年、コメのDNA検査を行っています。 ことし1月から3月にかけて、1つの商品当たり20粒のコメを調べたところ、1粒でも異なった品種が混入していた