現在のテレビ・ゲームを世界中の家庭に浸透させ、産業としても巨大なマーケットを作り上げた立役者は、まぎれもなく任天堂の「ファミリーコンピュータ(ファミコン)」だ。 任天堂の技術者がどのような考え方で、この恐るべき家庭用テレビゲーム機を開発したのか? 1983年のファミコン発売に至るまでの開発物語を、「東京ゲームショウ2008(TGS2008)」の開催を記念してここに掲載する。
●江城氏のアクションのノウハウが活かされた『逆転検事』 カプコンから発売中のニンテンドーDS用ソフト『逆転検事』。本作は、法廷を舞台としたアドベンチャーゲーム『逆転裁判』シリーズに登場する、天才検事“御剣怜侍”を主人公に据えたスピンアウトタイトルだ。今回、この作品を手掛けたプロデューサーの江城元秀氏、ディレクターの山崎(※崎は旧字)剛氏、アートディレクターの岩元辰郎氏にインタビューする機会を得た。作品の誕生秘話から、『逆転』シリーズの今後の広がりまで、発売後だからこそ言えることなどを聞いた。 江城元秀氏/プロデューサー(写真中央) 『ストリートファイターII』のプログラマー、『鬼武者2』、『シャドウ オブ ローマ』のディレクターを経てプロデューサーに転身。ベストプライス版『逆転裁判2』、『逆転裁判3』を手掛け、『逆転検事』では初めてオリジナルタイトルのプロデュースを務める。 山崎(※崎は旧
最初は「逆転刑事」だった? 「逆転検事」開発スタッフに聞いた開発秘話から今後の展望まで ライター:川崎政一郎 12→ 5月28日に発売されたニンテンドーDS用ソフト「逆転検事」は,“法廷バトル”アドベンチャーゲームの「逆転裁判」シリーズの最新作。主人公は弁護士ではなく検事という,逆転シリーズ初のスピンオフ作品となる。 “NEW逆転 NOT裁判”をコンセプトにした本作は,逆転裁判シリーズ第3作までの主人公・成歩堂龍一のライバルでありよき友,天才検事の御剣怜侍が,法廷から事件の現場に舞台を移し,数々の事件を解明していくという内容だ。 今回は,そんな逆転検事の開発に携わった,カプコン 編成室 プロデューサーの江城元秀氏,カプコン 編成部 ディレクティング室 ディレクターの山崎(※正しくは山ヘンに竒) 剛氏,そしてイラストレーターの岩元辰郎氏のお三方にインタビューする機会を得た。 各種システムやキ
「コントローラーが存在しないゲーム環境」としてE3で発表されたマイクロソフトのモーションカメラProject Natal。全身を使って操作するそのプレイの様子が注目を集めていますが、任天堂の宮本茂氏は、ゲームは手に握るコントローラーが必要ではないか、と疑問を投げかけています。 Wiredのインタビューで、コントローラーが存在しない環境について質問された宮本氏は、「(手に握る)何かが絶対に必要だと思う」と答え、クリエイターとして、手に何も持っていない状態で本当にインタラクティブな体験を生み出すことはできないと主張。また、Wii MotionPlusによって操作精度が向上したWiiリモコンを例に挙げ、振動やスピーカーといったコントローラーの機能も、力強いゲーム体験を作るのに重要な要素だと述べています。 一方、海外周辺機器メーカーNykoの幹部も、宮本氏と同様のコメントを海外サイトに伝えています
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