日本サッカー協会の田嶋幸三会長は24日、オフサイドのルールが改正される方向であることを明らかにした。国際連盟(FIFA)などが検討している。得点機会を増やすことが狙いで、改正後はオフサイドラインに体の一部が残っていれば、オンサイドとみなされるという。現行では攻撃側の選手の体の一部でも、相手の後方から2人目の選手より前に出ていればオフサイドになる。 【動画】アーセナルがエヴァートン戦でPKを獲得するもVARで直前のオフサイドがあり取り消される 改正案はアーセナル(イングランド)や名古屋を率いたアーセン・ベンゲル氏が提唱。FIFA理事でもある田嶋会長は「議論は始まっているというよりは、終わっている。(導入は)来年7月1日になると思う」と述べた。 選手、審判を含めた現場の混乱も想定され、田嶋会長は「徹底するのが大変。戦術にも大きく影響する」と語った。