アイドル練習生1人当たり年間1億ウォンの費用がかかる 韓国のアイドル育成システムは、現在では成功したビジネスモデルとして確立されている。企画会社はオーディションを通じて練習生を募集し、数年間の集中トレーニングをさせた後、さらに社内オーディションを行って「デビュー組」を選び出す。デビュー組は通常、ラップラインとボーカルラインに分けて4~10人ほどで構成される。 メンバーは全員、一定水準以上のダンス技術を身につけていることが前提だ。デビュー組に選ばれた後も、本格デビューに向けて再び数年間の練習期間に突入する。ボーカルやダンスはもちろん、整形手術も訓練プログラムに含まれている。さらに世界の舞台に進出するために英語、日本語、中国語などの語学学習も必須となり、最近では厳しい競争からくるストレスを克服するためのメンタルケアと人格教育まで加えられているというから過酷である。 こうした育成課程の間、企画会