【井川慶氏の眼】包囲網を乗り越えられる阪神の投手陣の厚み 拡大 「阪神春季キャンプ」(27日、宜野座) 阪神が27日、1軍宜野座キャンプを打ち上げた。デイリースポーツ評論家の井川慶氏(44)はキャンプを振り返って「投手陣を見ても改めて層の厚みを感じた」と総括した。 ◇ ◇ この日でキャンプは打ち上げとなりましたが、最終クールを見た印象としては、とにかくみんなが、やるべきことをやっている感じを受けました。ダラダラすることなく、でもピリピリしているわけでもない。一人一人がしっかりと、シーズンでやっていくために必要なことを、淡々とやっているように映りました。 投手陣を見ても改めて層の厚みを感じます。他球団の試合も見させてもらいましたが、阪神には日本一の戦力がそのまま残っている強みがある。その上で、昨年からの上積みもある。新加入のゲラ投手がしっかりと働ければ、よりチームとしての強さが増しますし、