2024年春のダイヤ改正で、日本一長い在来線「山陰本線」にも変化が生じています。“系統分割”が進み、長距離列車がかなり減ってしまいました。 山陰本線、ダイヤ改正で変貌 2024年3月16日にJRグループのダイヤ改正が行われました。これにより、日本一長い在来線である「山陰本線」にも変化が生じています。 拡大画像 山陰本線ではキハ40系の気動車が健在だ(乗りものニュース編集部撮影)。 起点を京都駅、終点を下関駅の一つ手前の幡生駅とする山陰本線は、京都・兵庫・鳥取・島根・山口の5府県にまたがり、その距離は673.8km(ほか長門市~仙崎間の支線あり)に及びます。青春18きっぷで「乗り通し」にチャレンジしたくなる路線かもしれません。 ただ、ダイヤ改正により、東西に長い島根県を一気に走り抜ける、以下の長距離列車が、ほとんどなくなってしまったのです。 ・【下り】米子12:46発→浜田16:27着…出雲