007シリーズ15作目の"リビング デイライツ"は1987年公開で、 ティモシー・ダルトンの初ボンド作品である。 それまでのコメディタッチであったロジャー・ムーアの作品と違い シリアスなアクション物に移行したものであった。 僕の中では、ほぼ蟹江敬三にしか見えないティモシー・ダルトン。 タキシードを着ている時は、まだ良いものの アクションシーンでは、本当に単なるオッサンと化していて ダニエル・クレイグのアクションシーンと比べてみても お世辞にも格好良いとは言えない。 ただ、現代好まれるクールなボンドのイメージを開拓したと云う点では 評価に値するだろう。