モバイル向けOS全般でマルウェア数が急増しており、企業ではセキュリティ対策が急がれる実態が浮き彫りになった。 ジュニパーネットワークスは3月15日、モバイルのセキュリティ脅威に関する最新動向を発表した。GoogleのAndroidを中心にモバイル向けOS全般でマルウェア数が急増し、企業ではモバイル端末の導入に伴うセキュリティ対策の整備が急務となっている実態が浮き彫りになっている。 不正プログラム関連では2011年6月からの半年間に、Androidを狙うマルウェアが3325%増加した。同社が確認した総サンプル数は2011年12月時点で1万3302種に上り、モバイルOS全体(2万8472種)の47.6%を占めた。モバイルOS全体でも2010年1万1138種から2倍以上増えている。 マルウェアの種類別では64.39%をスパイウェアが占め、以下は「SMSトロイの木馬」(36.43%)、「SMSフロ