本を書きました。 『博多うどんはなぜ関門海峡を越えなかったのか』 という名前の本。 書こうと思ったきっかけはとても単純なものでした。 なぜ、博多うどんを東京で 食べることができないんだろう‥‥、という 単純な疑問を解決してやろうと思ったからです。 東京という街には世界中のおいしいモノが集まっている。 イタリア料理だって、中国料理だって、 現地で食べると確かにおいしい。 でも、「今、本場にいるんだ」という 特別な付加価値を取っ払ってしまってまでも、 なお、おいしく感じるか‥‥、っていうと、 決してそんなことはないと思うのです。 日本人の舌に合わせた、 日本人にとっておいしいイタリア料理や中国料理。 それはやっぱり日本にある。 だから、忙しくて最近、海外旅行に行けなくっても、 すくなくともお腹は寂しがってない。 世界の料理がそうなんだから、 例えば日本の地方の料理も、次々、東京に集まってくる。
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