「命を守る人の“命”は、どう考えればよいのか…」 東日本大震災からの大きな問いかけです。 病院や介護施設には、災害が起きても、自力では逃げられない患者や要介護者がいます。 そのとき、医師や看護師たちは「目の前の命」と「自らの命」の間で大きな決断を迫られます。 今回取材をしたのは、石巻市立雄勝病院。 自力で動けない高齢者等の入院患者を置いて逃げられないと、病院に残った医師・看護師たち24人および入院患者全40人、計64人が津波の犠牲になりました。 あの日、職員たちはなぜ病院に残ったのか。 雄勝病院が遺した、命をめぐる問いかけです。 (雄勝病院取材班)
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