放送大広島学習センター(広島市中区)…
岩国市がJR岩国駅西側で計画されている再開発ビルに図書館を整備する方針を固めたことが25日、分かった。1日当たり1万1千人が利用する駅の集客力との相乗効果で、にぎわいづくりへ期待が高まる。中国地方では駅周辺で図書館を中心に複合施設を整備する自治体が相次いでいる。 複数の関係者によると、25日までにあった市の幹部会議で方針を決め、地元に説明した。28日にも発表する。地権者たちでつくる準備組合は複合ビルの2027年度オープンを目指している。 駅から約500メートル離れた市福祉会館にある市の図書館分室は開館から44年がたつ。160平方メートルの広さで中心市街地の人口に対して手狭との指摘もある。地元住民や商店主たちからは、駅前に広い図書館の新設を求める声が上がっていた。 再開発ビルの計画地は飲食店や百貨店が並ぶ6400平方メートル。商業施設やマンションを入れる構想で、地権者たちが10年に準備組合を
出雲国風土記(733年)で「朝酌渡(あさくみのわたり)」と記される渡し場があったとされる松江市朝酌町の大橋川北岸で、7~8世紀の石敷き護岸跡が見つかった。島根県埋蔵文化財調査センターが23日、古代の船揚げ場などがあった可能性が高いと発表した。 護岸跡は、国土交通省の大橋川河川改修事業に伴う朝酌矢田II遺跡で出土。現在もある渡船「矢田の渡し」の船着き場のそばで、南北11メートル、東西20メートルの調査範囲全体にわたって、人の頭からこぶしほどの大きさの石が人工的に敷き詰められていた。7世紀後半から8世紀末のものと推定される。 石は、5度程度の傾斜のスロープ状に敷かれ、低くなった水際は粒が大きくまばらになっている。同センターは「風土記に記された朝酌渡の一部で、船揚げ場や船着き場、荷揚げ場があった可能性が高い」と説明。「当時の景観や交通史、護岸施設の構築技術を伝える貴重な遺構」としている。 朝酌渡
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