大相撲「野球賭博」の裏側に警察の「山口組掃討」頂上作戦 ターゲットは「弘道会」殲滅/伊藤 博敏 現代ビジネス7月 1日(木) 7時 5分配信 / 国内 - 政治 「もう敵いませんわ。山口組というだけでパクリよる。カシラ(若頭)狙いなのはハッキリしとるが、カシラは隙を見せるような甘い人やない。長引くやろな…」 山口組幹部が嘆息していう。 六代目山口組の司忍組長が、銃刀法違反で服役している間に、ナンバー2の高山清司若頭は、後藤忠政後藤組組長など反執行部勢力を除籍処分にするなどして排除。盤石な支配体制を築いてきた。 それは、司組長の出身母体で現在は高山若頭が組長を務める名古屋の弘道会が、圧倒的な力をつけることを意味した。構成員と準構成員を合わせて約4000人。力がつけば人もカネもなびく。 不動産、証券、芸能、興行といった暴力団との"親和性"の高い事業には以前から強かったが、近年、不動産流