SRAMはトロイの木馬を仕掛け、一気にシマノを窮地に追い込んだ。ロードバイク界隈はまだ平穏だが、MTB界には激震が走った。SRAMイーグルトランスミッションという革新的な兵器はいま、MTB界からシマノを追いやろうとしている。 2020年、SRAMがUDH(ユニバーサル・ディレイラーハンガー)を発表した。待っていたかのようにTREKからUDHを搭載したフューエルEXが登場した。SRAMとTREKはご近所だから、互いに協力しながら研究開発を進めていたのだろう。 当初、UDHのデザインは「どの自転車メーカーも無料で使用できるオープンスタンダード」として発表された。当初は、だ。 表向きは、業界全体で無数にある独自のハンガーやアクスルスレッド規格の必要性を減らし、消費者の利便性を向上させ、部品選定の悩みの種を減らすため、だった。しかし、これはSRAMが新しいダイレクトマウントディレイラー(フルマウン
据置オーディオ趣味を再開して以来、以前のようにイヤホンなどのポータブルオーディオに関しては、まったく熱意がなくなっていた。移動中は音が聴ければいいという割り切りで、DAPやスマホをワイヤレスイヤホンで聴いていた。ところが、久しぶりに手元にある中国メーカーが出している有線イヤホン(俗称:中華イヤホン)で聴いてみると、ワイヤレスイヤホンよりずいぶん音質がいい。最後にイヤホンを買ったのは2021年だったが、これをきっかけに中華イヤホンへの興味が再開した。*1 最終的にLETSHUOER S12 Pro*2という定価2.5万円のイヤホンがセールで2万円だったので買うという、見事な中華イヤホン沼に落ちたのであった。 自作PCのようにカスタマイズが楽しめる中華イヤホン 中華イヤホンの魅力として、カスタマイズの自由度が上げられる。イヤーピースの変更はカナル型ならどれでもできるが、ケーブル変更が手軽にでき
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