同じく「クイック・ジャパン Vol.70」では「マッスル」特集の中で、マッスル坂井と森達也が対談している。 森は「マッスル自体がすでにプロレスのドキュメンタリーだ」と讃えたうえで、的確に課題も提示している。 ただ、虚実の皮膜ってあるじゃない。お互い了解のもとでやってても、ちょっと一瞬「今のキック、お前ないだろ」って顔をするとき、あるでしょ。僕はそんな瞬間を見ることがとっても楽しいんですよ。そういう虚実の曖昧な部分が、マッスルでは出しづらいとういか、逆に成立しなくなるよね。真剣にやってるという建前があってこその虚実の皮膜ですから。 そんななか、この対談で個人的に印象に残ってたのは、とっても森さんらしいなあ、と思ったこのエピソード。 昔、高田延彦と越中詩郎の名勝負数え唄ってあったでしょ。高田がキックを入れて、越中がダウンして、起き上がってきたところをまたキック、ダウンってやるじゃない。もう様式
街角で見知らぬ人が抱き合うフリーハグ。最近話題になっていますが、「気持ち悪い」と考えている方は多いと思います。その不快感を言葉にすると以下のような感じでしょうか。 ・フリーセックスよりも間接的な感じがするから逆に湿ったエロスを感じてキモい(飲み会で酔った勢いで頭をなでられたりする感じに近い) ・「ハグ」という言葉の語感があんまり日本にない感じで違和感。というか、ダサい ・国産ではなかなか流通しないのに、外国から来た運動ならすんなり受け入れてしまうという、黒船来襲以来の日本人の西洋への劣等感が垣間見えて鬱になる ・「無根拠に肯定しあう」という、ゆとり的相田みつを的「馬鹿の居直り」が不愉快 ・「オシャレな運動」が「おしゃれなヌード」と同じく不愉快。ホワイトバンド同様、「来年の今頃は絶対抱き合ってないだろ」と言いたくなる ぼくも、こういった意見には同意しますが、よくよく考えてみると、半径1クリッ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く