紅白歌合戦にも出場したことのあるテノール歌手の男が覚醒(かくせい)剤を所持していたとして、警視庁に覚せい剤取締法違反(所持)の現行犯で逮捕されていたことが1日、分かった。 逮捕されたのは、アメリカ国籍の歌手、ヌッツォ・ジョン・ケン容疑者(42)=東京都大田区上池台。荏原署などの調べでは、11月27日午後6時過ぎ、品川区の路上で、覚醒剤0・7グラムを所持していた。容疑を認め「ばかなことをした」と反省した様子だという。 ヌッツォ容疑者はジョン・健・ヌッツォの名前で活動し、NHKの大河ドラマのサウンドトラックに参加したり、平成16年の紅白歌合戦に出場するなどしていた。