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2019年10月3日のブックマーク (1件)

  • 愛がいつか終わっても――風俗黙示録 - 思考停止

    ・2015年2月、五反田 高校2年生の冬、私はどん詰まりになっていた。所属していた吹奏楽部が定期演奏会を前にして一切コンディションが仕上がらず(私も自分で出した曲の譜面がまともに演奏できない状態だった)、退部者が続出し、完全に空中分解していた。中、高とまともに授業を受けず部活に全てを捧げた学生生活だったので、部活イコール自分だった。あまつさえ、来年度は私が部長の責を負うことが決まっていて、つまりはこの崩壊したグループを立て直せるかどうかは私にかかっていたのだ。曲が吹けないプレッシャー、5年間ホルンを続けてきたプライド、「次期部長」の看板の重さ……今振り返ってみれば部活の問題なんて、という感じもするが、学校の授業をサボって昼まで寝ていて部活だけ行く、みたいな生活をして高校を留年しかけるような17歳にとって、部活は何よりも優先されるべきものだった。 グダグダの合奏が終わり、今日もダメだった、明

    愛がいつか終わっても――風俗黙示録 - 思考停止
    Geheimagent
    Geheimagent 2019/10/03
    テキストサイト3.0的な威厳に近いものを感じる。熱量。