1と1を足すとなぜ2なのか。あるいは、数式を使うなら、なぜ1+1=2 なのか。これは考え始めるとズブズブにハマる深い問題だが、幸か不幸 か、ほとんどの生徒はそこにハマることなく先に進んで行く。小学校の先 生も、さほど困ることなく算数の授業ができるわけだ。 私はしばらく前、小学校の算数の教え方が気になって、教科書を買い揃 えたんだけど、今たまたま手元に見当たらない。でも、自分のおぼろげ な記憶をたどっても、ネットの情報を見ても、おそらくは具体的な物事の 量(個数、回数、体積など)を足し合わせる話で入って、後は計算ドリル とかの反復練習で頭に叩き込んだと思う。 例えば「えんぴつ1本と1本、合わせて2本でしょ」と教えられたり、1+1 の計算の答えを3と書くと赤ペンでバツされたりしたんだろう。それを2と 書き直せば、今度は褒めてもらえたり、先生や親の笑顔が見れたりする。 主として、そうした社会的サ
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