台風27号はフィリピンの東の海上を北上し、今週、西日本や東日本の太平洋側に非常に強い勢力で近づくおそれがあります。 気象庁は、今後の情報に注意するよう呼びかけています。 気象庁の観測によりますと猛烈な台風27号は、午前6時にはフィリピンの東の海上を1時間に15キロの速さで西北西へ進んでいます。 中心の気圧は、920ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は、55メートル、最大瞬間風速は75メートルで、中心から半径130キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。 台風はこのあとも北上を続け22日ごろには非常に強い勢力で沖縄県の大東島地方に近づき、その後、西日本や東日本の太平洋側に近づくおそれがあります。 台風の勢力が強いため、今週は台風から離れた地域でも雨や風が強まる可能性があり、気象庁は、今後の台風の情報や、地元の気象台からの情報に注意するよう呼びかけています。