JR京葉線の海浜幕張―新習志野駅間で検討されている新駅(千葉市美浜区)を巡り、県と千葉市は31日、JR東日本に依頼していた事業費と工期の調査結果を発表した。 駅本体工事を含む総事業費は概算で180億円。工期は駅が6年、近くに設置する自由通路が7年と見込まれ、目標にしていた2020年東京五輪・パラリンピックまでの開業について、JR側から「どんな手を使っても間に合わない」と伝えられたとしている。 発表によると、新駅の事業費は、駅本体の工事費(104億円)や設計費、システム改修費など計130億円。現在の線路構造を踏まえ、上りホームを2階、下りを1階に設置する想定で算出された。さらに、新駅近くを南北に貫く自由通路(150メートル)の建設費として50億円が示された。JR側からは「東日本大震災後、労務費が上昇している」との説明があったという。 新駅の設置構想は1990年代に持ち上がったが、景気の低迷で
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