コンクリートは7割が骨材 人は見かけによらないけれど、石は見かけがあてになる。角を立てると転がりにくく、穴が多いと力も弱い。どちらの世界も、似て非なるものとは言い難い。 人の世の中、成績良くても悪いヤツはたくさんいる反面、石の世界は、成績さえ良ければ見た目よりも重視される。どうやら石も人も、見た目では中身・性格は判断できないようだ。 今回はコンクリートの7割を占める素材、砂利・砂(骨材)の話。 密度・吸水率・含水率 人はそれぞれ体重が異なるように、石もそれぞれ重さが違う。単純に比較ができないので、同じ容積(1ℓなど)あたりの重さで比べることになる。これが「密度」という考え方。骨材の場合、一般にg/㎤で表す。 要は、同じサイズの石だとしても、重さが軽ければ中に隙間があるということ。隙間があれば、水に浸した時にもどんどん水を吸う。これを「吸水率」といい、密度とは相関関係にある。密度が大きいと吸
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