このブログは10日おき(5、15、25)の更新です。 このブログでは、居住性や好みの問題、個人的な事情を度外視し、原則として資産性の観点から自論・「マンションの資産価値論」を展開しております。 ◆ ◆ ◆ 第232回「新築物件はもう買えないという嘆きの声に!!」に続いて、残念な話題を。 1月20日の日経新聞に、「未着工案件3.3兆円。最高水準」との見出しで見逃せない記事がありました。 要点を紹介すると、「人手不足で工期が長い、受注しながら未着工案件が最高水準」といった内容で、要するにオリンピック後も、仕事がなくて困る事情にはないというのです。 仕事がないときは安値でも受注に走る傾向がありますが、今のゼネコンは仕事をたくさん抱えて多忙とのことです。つまり、建築費が下がる兆候はないのです。建築費が下がらないとするなら、新築マンションの価格も下がらない・・・そう考えるべきです。 むしろ、まだ上が