Canon PowerShot S100 / Shibuya / Tokyo / Japan. 7/31で終了したので遅きに失した感はあるけれど、ワタリウム美術館で行われていたChim↑Pomの「ひっくりかえる」展の感想を少しだけ残しておこう。 「アートは社会を変えることができるか?」という問いを真正面から引き受けているかどうか。Chim↑Pomの存在意義はその1点のみにある。「美しさ」ではなく、社会に面と向かう媒体としてのアート。アートという媒体を通してしか向き合えない在り方で社会に対峙する方法を模索すること。その面と向かうメンタリティがChim↑Pomの潔さだし、Chim↑Pomはただその一点のみにおいて評価されているのだと自分は思う。 で、当然のことながら、「ひっくりかえる展」に展示されていた、Chim↑Pomがキュレーターとしてセレクトした他のアーティストたちの作品も、”アートの社