脳が動作している時、脳内の二つのネットワークが「分業」しているのではないか、という説がある。その二つのネットワークは、cingulo-opercularネットワークとfronto-parietalネットワーク。 この説では、cingulo-opercularネットワークは、課題をこなす間、安定したパフォーマンスを残すために重要な役割を果たす。一方、fronto-parietalネットワークは、課題に取り組み出したり、パフォーマンスレベルを積極的に調整するように働く。 アナロジーを考えるならこうかも。 大学に、事務の人たちと研究者たちがいる。 事務の人たちは、大学での研究パフォーマンスが維持できるような環境を整えてくれる。そして、研究者が実働部隊として働く。 この例えでいうなら、事務の人たちがcingulo-opercularネットワーク、研究者はfronto-parietalネットワークに