東京都内のコンビニで今年3月、少年グループの1人が万引きする事件があり、警視庁大崎署員が、同じグループの別の少年と取り違えて現行犯逮捕していたことがわかった。 店の防犯ビデオを確認しなかったことなどが原因で、万引きした少年が出頭して間違いが判明。誤認逮捕された少年は約1時間半後に釈放された。 同庁幹部によると、3月20日午後10時過ぎ、都内のコンビニで、少年少女5人組のうち、ペットボトル飲料1本を万引きした無職少年(16)に店員が声をかけると、5人はバラバラに逃走した。届け出を受けた交番勤務の署員が店員と一緒にコンビニに向かう途中、5人のうち当時高校1年の男子生徒(16)と遭遇。店員が「この子だ」と指摘すると、男子生徒が「やっていない」と言っただけで名前も言わず、黙り込んだため、署員は「逃走の恐れがある」として現行犯逮捕した。 同じ頃、無職少年が同署に出頭。防犯ビデオの分析から、万引きした