米Yahoo!は4月7日、買収受け入れを迫る米Microsoftの書簡に対する回答を公開した。その中で、「株主利益の最大化につながるすべての選択肢に門戸を開いている」としつつも、Microsoftの買収案は「過小評価」だと改めて拒絶を示し、提示額引き上げを迫っている。 この書簡は、5日にMicrosoftのスティーブ・バルマーCEOがYahoo!取締役会あてに送付した書簡を受けてのもの。5日の書簡の中でMicrosoftは、買収提案以降の景気減速と、Yahoo!の事業後退を示唆。3週間以内にYahoo!が買収に同意しなければ、提示額を引き下げ、委任状争奪戦を行うとしている。 これに対し、Yahoo!のロイ・ボストック会長とジェリー・ヤンCEOは、先に公開した今後3年の財務計画に触れ、景気減速にもかかわらず同社の事業はむしろ堅調だとして、バルマー氏の見解を否定。逆に、Microsoft株価下
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