ストレージってえらそうな言葉だけど…… 「ストレージ」とはなんだか面倒そうな、えらそうな言葉です。でも、結局日本語に訳してみれば倉庫や収納場所の意味ですから、ハードディスクドライブをはじめ、SDカードやUSBメモリなど、ほとんどあらゆる記憶媒体がストレージだといっていいでしょう。ただし、コンピュータのメインメモリのように一時的なデータ保管場所は、ストレージとは呼びません。倉庫と同様、ある程度の期間はキープしておかなければならないデータを収納するものをこう呼んでいます。 ここでは企業で使うストレージに焦点を当ててご紹介します。企業で利用されるストレージには、データの長期保管を目的としたテープドライブなどもありますが、中でも中核的な位置を占めるのは、サーバ機に外付けの形で接続する記憶装置である「ディスクストレージ・システム」ですので、これについて説明します。
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